【検証!】公文は受験に効くか ~次女ユズの場合~
本日は育成テストの朝。理科の栄冠が手つかずだったため、朝一緒に勉強し、「このままじゃホントにテスト結果が、なんちゅうこった(=南中高度)ってことになるよ!」と、おそらく多くの中受家庭で使い古されたギャグを言いながら先ほどユズを塾に向かわせたところです。さて、一週間間が空きましたが、公文は受験に効くかの検証シリーズです。今回は次女ユズの場合です。
ユズの公文データは:
算数:年長から3年半学ぶ。現在F教材(小学6年相当)。
中学受験学習歴は:
小4の4月から6カ月、4科を日能研で学ぶ。
です。
結論から言うと、我が家にとっては公文は中学受験に有効だったと考えます。
現時点で私が認識、あるいは想定している公文→中学受験へのメリットは、
① 計算分野は既習となるので、学習における親子のストレスが減る。
② 文系の子であった場合、(低いレベルであったとしても)バランス型の子になる。
③ 公文で演算力、中受塾で思考力を養い、小4~小6の3年間でその双方にブリッジを掛ければ、地頭が無くても中受向きの子になることが可能なのではないか(想定)
の3点です。順に行きます。
① 計算分野は既習となるので、学習における親子のストレスが減る。
これ、例えば今回のテストの単元である、算数の「小数」、理科の「太陽の日周運動」なんかは、ユズにとって全くの未習の単元な訳です。
それを親子で学習するのはどういうことか。下手すれば1問に30分くらい掛かりながら、下手すればそれでも、理解したという手応えが得られないまま、それでも宿題範囲を終わらせなければならない訳です。これ、結構心折れますよね。親も子も。
しかし、ユズに関しては、算数に関しては、この「小数」まではそこまでひどい単元はなかったと思います(理社は、ひどい単元があってもひどいままで放置しました爆)。
これからはわからないけど、とりあえず、ここまでは親子で、そこまでの勉強疲れもなくいけている。そのことは、今後2年半の受験生活においては、結構大切なのかも、と思います。
特に、我が家は、ユズはそこまで中学受験にモチベないし、上のクラスに上がりたいという気概もないので、やる気ない上に勉強の負担が大きかったら多分受験勉強継続不可能になるので、公文やっててよかったなあと思います。
もっとも、公文やってるから、日能研に対してやる気が半減してる面もあるだろうしね、功罪相半ばかもしれんですね。
② 文系の子であった場合、(低いレベルであったとしても)バランス型の子になる。
うちの2人の娘は、興味の志向性などを見ると、現時点では文系かと思います。ユズも、テストでは国語はそこそこ点が取れます。
で、公文のおかげで、算数も(小数以外は)、そこまでひどくはないので、結果的に、現時点では(きわめて低いレベルではあるが)、4科バランス型の子になっていて、それは悪くないなあ、と思います。
③ 公文で演算力、中受塾で思考力を養い、小4~小6の3年間でその双方にブリッジを掛ければ、地頭が無くても中受向きの子になることが可能なのではないか(想定)
↑これって、おそらく、12歳時に、中受に必要なメタな能力が出そろった早熟なお子さんであれば、中受塾に通ってなくても可能なのかと思います。
しかし、うちの娘達はそうではない平凡な子。でも、そんな平凡な子でも、3年間掛ければ、中受に間に合うのではないか、と思います。少なくともそれを見込んで、現在日能研に通わせています。