公立中高一貫落ちたところから始まるブログ。

ムスメ1が公立中高一貫落ちました。高校受験はがんばってほしいです。下に二人も控えてます。受験話+海のある町に住む家族の日常を綴りたいと思います。

(オマケ)【検証!】公文は大学受験に効くか?

前記事では、「公文は中学受験に効くか」を検証してきましたが、ぶっちゃけ、公文が中学受験に効くかはビミョーな感じだと思われます。ユズもまだ全然海のものとも山のものとも知れない感じですし。

むしろ、公文がダイレクトに効くのは、高校受験以降だと思っております。

なので、大学受験に関して書きます。

 

大学受験に対する公文のメリットは、

① 「数学ができる文系」になる。

② 各種検定試験で受験が大幅有利に。

 

だと私は認識しています。順に行きます。

 

①  「数学ができる文系」になる。

 

 さんざん述べてますが、うちの娘たちは文系です。

親が、博物館、科学館、海や山・・・やまほど連れてってるのに、てんで科学に興味を示しません。うちでマンガばっか読んでる(漫画も国語力につながるハズ!つながると思う・・・。つながるんじゃないかな・・・(-_-;))

しかし、私が驚いたのは、そんな娘たちが「私の得意科目は算数(数学)」っていう意識を持っていることです。ズブの文系である私は、そんなこと思ったこともありません。

うまく、このまま算数(数学)に、苦手意識を持たずに育ってくれれば、大学受験で国立を受けることが可能になります。私立も国立も可能になれば、選択肢は広がる。

 

現在アラフォーの私は、父から「女の子なんだから、私大文系でいい」と言われて、そのまま私大文系に進学しました。でも、今は時代が違う。私は、子どもらは、文系理系の別ない、のびやかな知性を身に着けてほしいと思っています。意識の上でも、能力の上でも、それが可能になるかもしれない。と、現在、公文で高校の数Iをやっている中1せとかを見ていて思うのです。

 

② 各種検定試験で受験が大幅有利に。

 

 たとえば、英検ですけど、英検で一定の級、スコアを持っていると、大学受験に関して様々な優遇措置があります。

 

例えば、

  • 立教大学」にて、英検スコアで2238点を取っていると、英語の入試得点95%に換算。2113点で85%に換算。(←学部による。また、スコアはどちらも英検2級相当)
  • 早稲田大学」にて、英検スコアで2300点を取っていると、AOに出願可能。また、選考過程にて参考にする(←これも学部による。スコアは英検2級相当)。

メジャーな大学である上記大学をはじめ、実際のところ、多くの大学が入試において英検を、なんらかの優遇措置(出願の要件、加点、入試得点への換算)で用いているのが現状です。

つまり、昨年度、大学入試において「大学入学共通テストで英語外部試験を利用しない」という取り組みがなされたのは記憶に新しいところですが、これって、あくまで「共通テストで利用しない」ってことだけなんです。

各大学が、独自に英検を利用するシステムは実態として歴然とある。

 

てなわけで、我が家は、長女せとかに中学生のうちに英検2級まで取らせて、高校受験を有利に進めよう、という大それた計画をひそかに実行中なのですが、実のところ、英検2級まで持っていたら、大学受験にも有利に働くという実情があります。

 

英検の話ばかりですが、もちろん、「数検」でも大学受験において各種優遇措置があります。なので、公文で先取りして各種検定試験の級(スコア)を取っておく、というのは、公文の歩き方としてはなかなかに良いのではないか、と思われます。