11月。浅草酉の市~田原町変なホテル~合羽橋商店街~もんじゃ。
今月、表題の通りの弾丸ツアーに行ってきました。
理由としては、次女ユズが「お祭り行きたい」と言ったからです。
育児ポリシーらしきものはなんもない、ノンポリママの私ですが、唯一ポリシーらしきものがあるとしたら、「子どもには子どもとしての生活をおくらせてあげる」ということです。
春には潮干狩りや運動会、夏には海、プール、神社のお祭り、秋には学芸会、冬にはクリスマス。そういう、「四季折々の子どもとしての生活」が、コロナのために今失われてるのは、とても悲しいです。
最近、中一の長女せとかは、合唱コンクールで「大地讃頌」との出会いを果たし、「あの歌結構いいよね」と言ってました。素晴らしい。「大地讃頌」も子ども時代に出会うべきものの一つです。
いつか子どもが私の手を離れたとき、暖かな記憶がつらいときの子を包むように。
私自身も、キラキラした子どもの笑顔を見て、幸せだった子ども時代の記憶に包まれるために。
とは言え、子2人の勉強をおろそかにして、進路実現が出来なければ幸せな子ども時代もクソもねえという恐れは常にあるので、そのへんのかじ取りは常にメメントとして私の中にだけ置いておきます。
まあ、そういうわけで、今年はコロナで、夏祭り秋祭りが全滅で、子どもが、「屋台飯食べたい。お祭り行きたい」というので、調べたら、神奈川県内の酉の市は全滅ですが、浅草の酉の市はやるというのです!
なので、決行しましたよ、酉の市ツアー。
まずは、酉の市。
焼きそば、あげもち、ばくだん焼き、ローピン、生ビール(←大人だけ)と、堪能しましたよ、久しぶりの屋台メシ。
子どもたちは、あげもちを食べて「ずるずるあげもち~」と言ってました(銭天堂ですよ!)。
泊まったのは、浅草田原町の「変なホテル」。
「AIがチェックインする」とかで、宿泊費用を抑えられるみたいな感じです。
そういうわけでもともと安いホテル、かつGoToの恩恵を受けて、5人家族で宿泊費を1万円以下に抑えることができました(5人家族、かつ中学生は大人料金なので、旅行の際の交通費と宿泊費をいつも気にせざるを得ない状況です!)
翌朝は、合羽橋商店街に寄って、もんじゃを食べて帰りました。
5才の末っ子桃ちゃんに、はじめての包丁を買ったり。
ムスメズには、食玩のキーホルダーを買ったり。
楽しいショッピングでした!
この旅行を通して思いを馳せたのは、浅草の現状についてです。
どこもかしこも空いていて、浅草とは思えないほどすいすい回れたのは良いのですが、コロナが原因でかつての賑わいがなく、とても寂しい気がしました。こんなの浅草じゃない、というか。
前に横浜中華街に行った時も同じ感想を抱きました。中華街の有名店に待ち無しで入れるのはとても嬉しい。でも、かつての賑わいはどこに?
酉の市も、例年の半分以下の出店、来場者数だったよう。
早くコロナが収束し、浅草がかつての輝きを取り戻せばいいなあ、と思いました。神奈川の田舎住みだと、たまに上京してみる浅草の風物はキラキラ輝いて、ザ、日本!という感じでした。