公立中高一貫落ちたところから始まるブログ。

ムスメ1が公立中高一貫落ちました。高校受験はがんばってほしいです。下に二人も控えてます。受験話+海のある町に住む家族の日常を綴りたいと思います。

年度初頭。私の受験方針~中学受験2023ユズの場合~

昨日は、新5年初めての育成テストの日でした。

新小5、新学年に臨むにあたり、現時点での私の、子どもの中学受験に対する考えをまとめてみたいと思います。

また1年後、新小6の2月には違った考えを抱いてるんでしょう。いや、抱いていないと困ります。新6年でこんなにふんわりした考えではお話しにならない。

その時のための備忘録として。

 

1.第一志望校

 

 ユズの第一志望校は、県内の公立中高一貫校です。

もともと、姉せとかがこの学校に落ちたのが全てのはじまりでした。

通学1時間前後で通えるところに、評判の良い公立中高一貫校がある。行けるもんなら行ってみたい、でも、そんなふんわりとした気持ちで受かるほど甘い学校ではない。

この学校を含め、東京・神奈川の公立中高一貫校は、もはや難関私立の併願校になってしまっているというのが私の認識です。

そして、それこそがユズが日能研に入った動機でした。うちの子たちは、1年そこそこの公立専願の勉強で結果を出せるような飛びぬけた子ではない。しかし、決して馬鹿ではないおつむと、そこそこの真面目さはある。小4から3年学べば、4科N55位≒第一志望校のR3くらいには到達しそう。

なので、第一志望は公立中高一貫校。落ちたら、地元の公立中学校。それが私の現時点での気持ちです。

しかし、N55を目指しても絶対N55には到達しないでしょう。エベレストを目指せば自然と富士山位には登れる!というのがうちの考え方なので、私のすべきこと。ユズが4科60以上取れるよう伴走すること!結構大変な目標です…。

 

2.併願校

 

 落ちたら地元公立中学校。とは言えど、今受験に向かって、多くの負荷がかかる毎日を送っている我が子がいる以上、ことはそれほどシンプルではなく、下記のような思いが私にはあります。

  • 地元の公立中学校より好きになり、行きたい!と思える私立中高一貫校ができたらば、その学校に行ってほしい。
  • 最終的に地元の公立中学校に通うとしても、「自分は頑張って、そこそこ難しい学校の合格が頂けたんだ」という体験はしてほしい。

ちなみに姉せとかの時は、公立中高一貫校向けの勉強を、1年間しかしていなかったので、この成功体験をさせてあげることができませんでした(適性型の私立は1校合格。しかし難易度は低かったので、成功体験になったかは?)。これは私の大きな悔いの一つになっています。

なんだかんだ日夜勉強を頑張っているユズ、第一志望校以外にも、通っていい位大好きな学校に合格してもらいたい。そして、地元公立中学とその学校とを比較して、納得する進学をしてもらいたい。そのために私のすべきこと。学校調べ。これまた大変。

 

3.併願校選びのアンビバレンツ

 

 というわけで併願校を選びたい。しかしその中で気になることがあります。

神奈川県内って、都内に比べると、私立の学校が少ないです。

たとえば、県内でN50前後で、出口実績がそこまで悪くない併願校を選ぶとする。すると、管理型の学校がわりと多い。

管理型が悪いわけではない。ただ、私は、管理型を選択するのは、子ども自身がその学校を熱望しているのとセットでないと、子どもが苦しいと思っています。

というのは、私は、とある高校の生徒たちと身近に接する立場にあります。そして、そこの生徒たちが、(とりたてて厳しくない)校則を守らずに文句ばかり言っている姿を、見苦しいと感じているからです。

校則が厳しいのが嫌なら、生徒の自主性が認められている学校を選べば良い。自分が受験してその学校に入学するのであれば、校則を守ることまで織り込み済みで入ったということ。

確かに、「中高生はピアスダメ、茶髪ダメ」に、明確な根拠があるとも思えません。しかし、自分が選んで受験して入った学校で、校則を守らず文句を言うのはダメ。

そういう考え方なので、熱望して入った学校でもないのに、厳しい管理を受け入れるのは娘にとって苦しいと思う(もちろん、娘自身が管理型の学校を熱望するに至れば話は別)。

しかし、そこがまた難しいところなのですが、管理型じゃなくて自主自律の学校って、やはり偏差値が高い。なので、併願校選びに関しても、とりあえず偏差値あげろし、ってことかと思います。

 

4.演繹の中学受験~こんなでいいのか?

 

 こう考えてみると、普通の受験って、帰納法だけど、うちは演繹法なんですね。

 

つまり、普通は 熱望校に入りたい!→勉強がんばるぞ(熱望校から帰納的に受験プロセスが導かれる)

うちは、とりあえず勉強がんばれし→その先に熱望校がまってるぞ(目先の勉強を積み上げていって熱望校に到達する演繹法なプロセス?)

 

こんなでいいのかなあ?と思いますけど、でもうちはこうなんだから仕方がない。

こんなうちの子でも良い受験になるように、精いっぱい頑張るのみです。

 

5.私のやるべきこと

 

 てなわけで、私のやるべきことは、いまんとこ2つです。

 

  • ユズのやることてんこもりの日能研小5生活が回っていくようサポート。
  • 家族で楽しみながら、ユズに合う学校を探す。

 

さあ、この1年の先に、どんな景色が見えてるのでしょうか。

やることたくさん、げんなりでもあり、楽しみでもあり。

 

さあ、旅立ちだ、緞帳を揚げよう!