公立中高一貫落ちたところから始まるブログ。

ムスメ1が公立中高一貫落ちました。高校受験はがんばってほしいです。下に二人も控えてます。受験話+海のある町に住む家族の日常を綴りたいと思います。

長女せとか。夏休みの宿題事情。

毎日暑いですねえ。

最近、次女ユズの誕生日があり、うまれた当日のことを思いだしておりました。

第二子だけあって、すぽーんと出てきたんだよな。その時の母子手帳にも、「はやかったですね・・・とても、上手でしたよ」みたいなことを助産師さんが書いてくれてて、今思えば、あの助産師さんて、煉獄さんのお母さんだったんじゃないか(←そんなわけない)。

 

それはそうと、中2の長女せとか。夏休みの宿題として、だいたい小学校と同じくらいのボリュームの宿題が出ております。

そこで、「夏休みの宿題を7月中に終わらせたら、(お菓子の)ぷっちょを買ってもらう」と、父親と約束したせとか。

ぷっちょかよ、つくづく安い女だぜ、と思うのですが、せとかはそれでいちおう発奮し、がんばっておりました。

 

そこでドリルやらイカの解剖やらの宿題をサクサクと終わらせ、昨日7月31日午前時点で、残るは読書感想文。

選んだ本は、恩田陸の「夜のピクニック」(←私が恩田陸好きなので勧めた)。

その時点で、せとかは、「まだ9ページしか読んでないわ」と言ってた。

午後になってもまだ読んでた。

わたしは、「こりゃ無理だわ」と思って寝た(←昼寝)。

 

私が昼寝から目覚めたら、せとかはスマホをいじってました。

「感想文は?」と聞いたら、「あー終わったわ」とのこと。

「わたしも一応公立中高一貫、受験しましたからねえ。45分で意見文と要約文を両方書くのにくらべたら、こんなのわけないですよ」だって。

 

つまり、2,3時間で本を読んで、1時間で感想文自体を書いたってこと?

ねえねえ、感想文ってそんなシステマチックなものだっけ?

うーん、なんていうか、ビジネス感想文!

 

夜のピクニック」という、さわやかな青春小説を読んでいるのだから、少年少女の淡い恋心や、イベントの中で確かめ合う友情、言葉にできない相手への複雑な思いなどに、何かしらの感銘を受けて欲しい。「夜のピクニック」は、そのへんがうまくパッケージングされてると思うんですよね、恩田陸にしては。

 

そんなわけでなんとなくおもしろくないわたしは、昨日から、

私「『夜のピクニック』といえば、歩行祭の世界大会に日本代表で出たエピソード、胸熱だったよねー」(←そんなシーンはない)

せとか「そうそう、私が一番良かったシーンは、主人公の貴子が灼熱の溶鉱炉に親指を突き立てるシーンかなー」(←そんなシーンはない)

私「貴子が『さあ、叶えてよ、インキュベーター!』って言うシーンも最高だったねー」(←そんなシーンはない。むしろ他のアニメのシーン)

などと、イヤミともボケともつかない応酬をするという地味な活動に勤しんでおります。

 

それはともかく、夏休みの宿題終了とぷっちょゲット、せとかおつでした。