公立中高一貫落ちたところから始まるブログ。

ムスメ1が公立中高一貫落ちました。高校受験はがんばってほしいです。下に二人も控えてます。受験話+海のある町に住む家族の日常を綴りたいと思います。

3月20日【小5前期】第3回育成テスト結果。

3月20日(土)の育成テストの結果です。

数字は全て共通。ユズは基礎受験。

 

2科7 3科6 4科7

算数7 国語7 社会6 理科5

 

4科7あるのがいいです。

このテストの前週は、小学校が午前授業になっていたので、割と勉強時間が取れていました。

ユズがグズるのは、「ダラダラしてテスト勉強(栄冠)をやる時間を取れない→宿題終わらせないでテスト受けるの気持ち悪い→テストの点数振るわない→さらにやる気無くす」の悪循環なので(あかちゃんみたいですが)、今回はユズのテスト前の「テースートーヤーダー」がなく、親も子もだいぶ精神衛生良く過ごすことができました。

 

以下、各科目について

 

算数 ・・・ 分数はくもんで既習なので、よくできたようです。

 

国語 ・・・ 珍しく漢字を頑張ってると思ったら、「漢字全問正解の人は、授業で名前呼ばれるんだよっ。よばれたい!」とのことでした。ありがとう、いいしくみです。

記号を今回たくさん間違えたらしく、「なんでだろう?」と首をかしげていました。なんでなんでしょうね?

 

理科 ・・・ 「かっとばせぶりっこ」はちゃんと覚えていったんだろうか?

 

社会 ・・・ 雨温図の問題が出るっぽかったので、「まずは降水量のグラフで真ん中がへっこんでる日本海沿岸、次に1月の平均気温がマイナスになる北海道と中央高地、次に年間降水量が多い太平洋沿岸の順に見分けてね」と言っておいたのですが、見分け付いたのだろうか。社会は知識教科とみなされがちですが、社会こそしっかりしたロジックを身に付けて欲しいなあと思いました。

2021年度東大合格者数ランキング。

そして前記事のように、「次女の中学受験うまくいかなくても、高校受験でがんばってもらえばいっか」と思えた背景には、この春の大学合格実績の公立大躍進も少なからず影響しています。

 

色んなところで話題になってて、今更私が引き合いに出すまでもないですけど、今年は、公立の日比谷と横浜翠嵐がとにかくすごいです。

 

都立日比谷高校東大合格者数 2020年 40(25)人 → 2021年 63(48)人

神奈川県立横浜翠嵐高校東大合格者数 2020年 26(15)人 → 2021年 50(44)人 

(インターエデュより)

 

この数字がどれほどすごいかというと、東大合格者“数”ランキングの10位以内にこの2校が入っており、数だけでも(率は負けている)神奈川御三家の栄光、浅野に勝っている。これは、神奈川県的にはかなり衝撃の数字です。

 

私見ですが、この躍進の背景にあるものを考察してみます。

 

① 最上位の高校受験生の学芸大附属(学附)離れ ・・・ 「3年前の学附のイジメ事件の影響で、この年度の賢い子が学附に行かず翠嵐や日比谷に進学した」と予測している向きもありますが、神奈川県民の体感として、学附離れの傾向は単年度のものではない気がします。長女の塾を探している最中で、塾の先生が「最上位の受験生はもはや学附を選ばない。翠嵐・湘南を選ぶ」と話していたのが印象的でした。そもそもその学附は、と思ってみてみますと、28(16)人 → 30(16)人と微増しているので、学附のパイを奪っているわけでもないとすると、学附と公立トップが入れ替わる転換点に、我々は今いるのかも。

 

② コロナ対応 ・・・ コロナ禍の休校で、オンライン授業でガチガチに縛った私立より、ある程度放置された公立の方が、受験生が自分の勉強時間を取れたのかも。

これに関して、前から薄々思ってたんですけど、コロナ休校下のがっつりオンライン授業って、そんなに良いですかね。PCの前に、1時間目から6時間目まで張り付いて受けるオンライン授業。本来、1~6時間目までの授業って対面でも苦痛で、友達とのランチタイムとか、放課後のおしゃべりとか部活とかがあるからなんとか乗り切れてると思うんだけど。

日能研では鼻息荒く、「コロナ禍での私学の対応が素晴らしかった」とか言ってますけど、親が教員が1日PCに張り付き、オンライン授業を受けなければならないと仮定してみましょう。控えめに言って地獄だと思います。

公立の、動画配信しとくから見てね、課題だけヒマなときにやっといてね、位の休校対応が、結果的に功を奏した可能性があるのでは。

私は、仕事上でとある神奈川県立高校に関わっていまして、その県立高校は偏差値的には、中学受験をする層からみたら鼻クソみたいな学校ですが、そこの子が今春、かなり良い大学に一般受験で数校合格しました。その子に昨春、「この休校って、ある意味千載一遇のチャンスだからね。現役の子がこんなに勉強時間取れるなんて恵まれてるから。しっかり勉強してね」と言ったら、「わかってますよ」と言い、言葉通りに彼は愚直に勉強していました。そういうメリットはあったと思います。

コロナ禍の休校の影響はこの単年度のものかと思うのですが、コロナの影響は今後数年は続くでしょう。公立私立問わず、休校下での対応ははたして適切だったのか、検証した方が良いかと思います。

 

③ 共通テスト ・・・ 今年からセンター試験が大学入学共通テストに変わりました。以前の記事でも書きましたが、英語の共通テストはまるでTOEICみたいになり、英語の語数も2020年度センター試験4,384語 → 2021年度共通テスト5,495語 と、1000語以上増えている。語数は増えても、単語のレベルと長文の内容的には易化しているようで、要は、難解な英文を読みこなすより、易しいが大量の英文を時間内に処理する、というタスクが、今回躍進した学校の英語教育にフィットしたのかもしれません。

そうだとすると、この影響も単年度に留まるとは思えません。共通テストは今後ずっとこんなです。英語だけでなく、各教科こういった変化(学術的に高度な内容より、実生活、実学的な内容)があると思いますので、各校しっかりそこへの対応を考えてほしいですし、我々親も、新学力観に即した力をつけてくれる学校を、子どものために見極めなければならないと思います。

3月6日【小5前期】第2回育成テスト結果。

3月6日の育成テストの結果です。評価は全て共通、ユズは基礎受験。

 

2科3科4科 ・・・ 6

国語6 算数7 理科5 社会6

 

相変わらずのイマイチさ。

しかし、前回に引き続き、全くやるべきことやってないので、この程度の方が本人的には「やらんとできん」ことが身に染みて良いかと思います。

 

そして、本日朝の会話。

私「ユーちゃん、来週のテスト分の栄冠、どのくらいやったの?」

ユズ「・・・。」

私「?どのくらい?」

ユズ「・・・。」

 

私「???ま、ま、まさか、ぜろえいかん?」

ユズ「(無言で)ムキーーー!!」

 

てなわけで、来週のテスト分の栄冠も、この日曜午前時点で潔く、全く手がついてございません( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \

 

しかし、私、考えたことがございました。

 

① この調子でダラダラやってたら、中学受験でたとえ落ちても、さほどの勉強疲れはない気がする。そしたら高校受験でもう一回頑張ってもらおう。

② しかし、ユズは根本的には私に似て、小心者でマジメなので、ダラダラの自分を許容できずどこかの時点では「勉強やらなきゃ」と覚醒する気がする。根拠はないけど、その覚醒、なんとか中学受験には間に合う気がするんだな。

③ とりあえず、小5の4月からは、習い事が整理される。公文も、もう一つの芸術系の習い事も、ユズ納得づくでこの3月いっぱいで終わる。その時から、いいペースが作れるように、最大減サポートしよう!

 

受験道とは、その多くは、やらん子どもに対する親の忍耐道なのでしょう。

その心得て、またがんばります!

年度初頭。私の受験方針~高校受験2023せとかの場合~

うちの長女せとか。中1が終わりかけております。高校受験に関して、動かなければならない頃合い。

それを実感したきっかけは、ひとんちのことで恐縮ですが、私のリアル友のお嬢さんの受験話でした。

リアル友のお嬢さんは、3年前に長女せとかと同じ公立中高一貫校を受験し残念。

そして今春、高校受験を迎えました。結果が、

 

偏差値75over国立 ・・・ 合格

偏差値70over私立 ・・・ 併願確約(←ほぼオール5じゃないと取れないやつ)で合格

偏差値70over県立 ・・・ 合格

 

と、ものすげえグランドスラムをやってのけまして、胸熱が止まりません。

 

彼女は、公立中高一貫残念だったのち地元公立中学校に進学。スポーツ系のきつい部活も3年間続けて頑張ってました。この子の公立中高一貫落ちたところから始まった道は、こんな栄光に繋がってました。

ああ、あやかりたい。洗濯物畳みながら「炭カナしか勝たん~」とか言ってる、うちのバカ長女に爪の垢を!!!

とか思いつつ、今回は「長女せとかの高校受験について考えよう」の記事です。

 

 

1.第一志望と、そこまでの学力的距離。

 

第一志望は、神奈川県立高校です。そして、なるべくなら地区トップ校に行ってもらいたい。地区トップ校に行くためには、入試問題で9割取るのを目標にしたい。

この目標まで、今のせとかの実力から、どのくらいの距離があるのでしょうか。

それを知るために、この週末に神奈川県立高校の入試の共通問題をせとかにやってもらいました。時間も図り、なるべく正確にやりました。

 

せとかがこの1年間でしてきた勉強は、

英語・数学 ・・・ 公文で先取り学習(英語中3相当/数学高1相当)

英語・数学・国語・理科・社会 ・・・ Z会の通信教育で学年相当の学習 です。

 

【令和3年度 神奈川県 共通選抜 学力検査 せとか結果】

 

〇 英語 ≒ 4割 ・・・ 良くない。早急に手を打たなければなりません。公文の先取りがあまりフィットしてません。

しかし、せとかは、英検準2級にこのあいだ受かったので、公文でなんらかの力はついているのです。しかしその力が、現状あまり県立高校の共通問題にはフィットしてません。

具体的には、英文法の体系的な学習。それを長文読解に活かす力。そのあたり必要です。そろそろ、高校受験塾に行かす頃合いでしょう。

 

〇 数学 ≒ 6割 ・・・ 悪くないです。よく頑張りました。

せとかは今、公文で数I、剰余の定理とかやってまして、ホントにコレ、この人理解してんの?そして受験に役立つの?とひそかに思ってましたが、高校受験にも対応できてそう。公文では図形はやらないので、未習分野ありで6割はなかなか。

 

〇 国語 ≒ 8割 ・・・ よく頑張りました。Z会で力がついているようです。

 

〇 理科 ≒ 3割 ・・・ 早急に対策必要。理社はZ会のみだときついかも。やっぱり講義を聞いたほうがいいのかも。

 

〇 社会 ≒ 6割 ・・・ 今回の社会の入試問題は盛大に易化してますが、それでもまあまあ健闘。

 

 

2.現状の分析と対応策

 

そもそも、長女せとかに関する1年前の方針は、

 

① この1年は英語と数学は公文で先取りし、学年相当を大きく凌駕する力を身に着ける

② 【内申対策】足りない内申をカバーするために、英検2級を中3までに取得

③ ①と②を優先するために、今は高校受験塾に行かず公文の勉強で。それでも学年相当の勉強に後れを取らないよう、Z会の5科目をやる

 

というものでした。いまんとこ、上手くいってるように思えます。

上手くいってないのは、英語と理社です。ただ、これらに関しても、根本的にできてないというよりはむしろ、そろそろ高校受験の塾に行き、講義形式の授業を受け、友達と切磋琢磨して学ぶ潮時ということなのだと思います。

早速塾選びを始め、春期講習くらいから参加していきたいと思います。

 

 

3.学校選び、そして受験方針。

 

しかし、そこに根本的な問題があります。

「うちのせとか、いったいどこの学校受けるんだ?」です。

 

うちは、私もダンナも、神奈川の人間じゃありません。

2人とも田舎者なので、「神奈川の県立トップ?翠嵐と湘南?くぅ・・・カッコイイ」とか思いつつ、どんな学校なのか全く分かりません。それはせとかも一緒。

このコロナ禍で、まったく文化祭にも説明会にも足を運べずです。今年度はもう少し、高校に足を運べるといいです。

 

とは言え、冒頭に書いたリアル友のお子の快挙は、うちにもいい風と貴重な気付きをもたらしてくれました。

あらためまして、我が家のこれからの方針。

 

① 早速、県立に強くせとかに合った塾をさがし、県立に向けて頑張る。

② その塾で内申対策も頑張る。英検2級を取得して内申に上乗せを。

③ 県立対策をしているうちに、国立に対応できる力がついたら素敵。

 

もとより、私も旦那も地方の県立の出身です。県立も私学に劣らず魅力的だと思ってます。

長女せとかは、県立高校。

次女ユズは、公立中高一貫校か私学。

こどもたち、みんな違うことをしてた方が面白いじゃないですか。

 

そんな面白い未来に向かって、さあ、せとかさん出番です。

母も妹も共に走ります。2023年2月に向かって、さあ、出港しましょう!

日能研入試報告会

先日、日能研にて2021年入試の結果報告会が開かれまして、行ってまいりました。

以下、内容及びそれに対して私が感じたことです。

 

1.2021年度入試におけるコロナの影響について

 

【安全志向】2021年は、長期休校及び感染への不安から、受験生は前半のチャレンジ校受験を避ける傾向にあった。【易化傾向】コロナの長期休校への配慮から、多くの学校が応用問題を避け、基礎問題中心の出題になった。【地元志向】東京・神奈川をまたいでの受験が減った。【1月受験】千葉・埼玉の受験は今年減った。塾としては、1月入試は一勝一敗するくらいがちょうどいいと考えている。一勝すると安心し、一敗すると最後のスイッチが入るため。

 

 上記に対する私の感想ですが、若干おためごかし感を感じました。日能研全体で、難関校への合格実績が著しく下がっていること。それに対して、上記のように、「コロナの傾向で全体的に安全志向・手堅い併願を組む傾向にあったから仕方がないです」みたいなことしか言っていない気がする。

 入試報告会で「日能研のやり方が悪かった」とはさすがに言えないのは理解していますが、組織としては、休校対応やZOOM日特等が機能していたのか等検証し、次年度以降に活かして欲しいです。

 うちは御三家受けるわけではないので、正直今回の結果もものすごく深刻視しているわけではないです。でも、神奈川女子なので、神奈川女子最高峰Fでサピに負けてるのはショックでした。日能研はFに強いはずなのに。

 1月受験に関しては、うちは神奈川南部なので、物理的に絶対通えない千葉・埼玉を受けることが必要かは疑問符。あと2年弱なので、子どものタイプを見極めてめいっぱい悩みます。

 

 

2.公立中高一貫校について(←うちの校舎で受ける子が多い神奈川の学校)

 

【易化】昨年と比べて問題が著しく易化し、高得点勝負だった。今年に関しては他校もそうだが、「易しかった。できた」と言って帰ってきた子が残念だったパターンが多かった。今年は上のクラスの子(3クラス中最上位クラス)からしか受かっていない。

 

 上記に対する私の感想。資料によると確かに、校舎の最上位クラスからしか合格が出ていませんが、合格短冊を見ると、当該の公立中高一貫校に合格した子の併願校は中堅校でした(R450~58程度)。前述したように今年の特殊事情で、みんな堅い併願を組んできているということはあるんでしょうが、基本的に私学中堅校に合格する力があれば公立中高一貫校は狙えそうな気がします。昨年は下のクラスからでも合格はあったようですし、日能研全体の合格者数を見ても合格率は良さそうでした。

とは言え、うちのダラ娘に関しては、上のクラスに入れるよう何とかしてこれからも頑張らないと、と思いました。

 

 あと、雑感ですが資料を見ていて感じたこと。横浜雙葉が3つあるうちの一番下のクラスから合格者が出ています。めっちゃお買い得のように感じます・・・。

2月27日【小5前期】第2回公開模試結果。

先週の公開模試の結果です。【数字は偏差値】

 

60>社会>55>4科=50>算数>国語>3科>理科>45

 

社会と4科以外は偏差値50を下回るという低迷。

でも、はっきりいってまるで勉強してないし、その意味では仕方がないですね。

勉強してないのにまあまあ取れるほうが、本人のためによくないでしょう。

 

奮起を期待します!

2月20日【小5前期】第一回育成テスト結果。

先日、小5初めての育成テストがありました。

 

以下結果です。数字は全て共通。ユズは基礎受験。

 

4科6 3科6 2科7

算数8 国語6 社会6 理科5

 

算数が良いですね。

それ以外、特筆するべきことは何もないテストなのですが、ユズのテストぐずりはすごいです。テスト前に勉強していても、「テースートーヤーダー」と呪文のように唱えている。その姿を目にすると、もう受験も塾もやめさせた方がいいのかしら、と心が揺らぎますが、テストの結果が出ると、「テスト結果見せて!あーーーここが合ってたらクラス〇〇位だったのに!次のテストで絶対取り返して見せる!」と意気盛んなので、いい方を信じて私もお受験ママ続行することにします。あと、やっぱり5年になってやるべき量が増えて、全然まわってないっすね。