キウイのゼリーから気付いたこと。
最近家族で話していて、気付いたことがあります。
長女せとか・次女ユズ「あー、パパ、昨日夜中にキウイ食べたでしょ!」
パパ万平「ばれたか。実は、キウイでゼリー作ろうかと思ってさ。」
これに対する長女次女の答えは、
せとか「キウイのゼリー。素敵な響きね」
ユズ「えー。キウイには酵素が入ってるから、一回煮て酵素を殺さなきゃゼリーが固まらないのでは?」
これを聞いて、私は思ったのです。
前から思ってはいたのですが、何かを体験して知識を身に着ける、そういうintakeは、せとかよりユズの方が多いんじゃないかなと。言語学的にはincidental acquisition(偶発的な習得)とか言ったっけ。
もとから、上記の会話は、家族で見ていた「夢色パティシエール」というアニメを踏まえているのです。
そのアニメの中に、パティシエを目指す主人公が、「ライバルに騙されて、キウイに火を通さずにゼリーを作ったら、ゼリーが固まらなくて窮地に陥る」というシーンがありました。
なので、パパ万平の「キウイでゼリーを作ろうと思ってさ」は、それを踏まえた冗談。
せとかは、それを聞いて、キウイのゼリーのエピソードを思いださず。
ユズは覚えていて、「ゼリーが固まらないのでは?」という発言をしたのでした。
姉を教師にも反面教師にもできる「次女」という立場ということもあり、この件に限らず、色々体験させても、次女ユズの方が色々吸収してくれてる感はあるのですが、長女のせとかにもいいところはたくさんあります。
たとえば、3才年上ということを差し引いても、公文の進みはせとかの方が早い。
さらに、偶発的な吸収はあまり得意ではないですが、せとかには、自ら興味を持った事柄は自分で調べ、どんどん知識を広げていけるという美徳があります。偶発的にはあまり吸収しないが、自発的には吸収する。
みんなちがって、みんないい。
せとかにもユズにも、自分の強みを生かして受験を突破し、さらには人生で自分の好きな道井でその強みを生かしてもらいたいなあ。
さらに言うと、それぞれ違う個性を生かして、娘たちがどんな女性になるか、今からちょっと楽しみでもあります。まあね。ちょっと、気は早いけど。
そして、実は、夜中にキウイを食べたのは、夫でなく、わーたーしー。