公立中高一貫落ちたところから始まるブログ。

ムスメ1が公立中高一貫落ちました。高校受験はがんばってほしいです。下に二人も控えてます。受験話+海のある町に住む家族の日常を綴りたいと思います。

【検証!】公文は受験に利くか ~長女せとかの場合~

うちの子たち、長女せとかと次女ユズは公文っ子です。

さて、公文をやっていることは、受験に有利なのでしょうか。

早々に結論をいってしまうと、一般的に公文が有効かはわかりませんが、うちの子たちには有効な面もありました。具体的には、娘達が「算数・数学ができる文系」になりました。

細かく検証して行きます。まずは、長女せとかについて。

 

せとかの公文データは:

算数:小2から6年半学ぶ(←うち1年弱は中学受験&コロナ休み)。現在J教材(高校1年相当)

英語:小5から2年半学ぶ(←うち1年弱は中学受験&コロナ休み)。現在I教材(中学3年相当)

です。

 

①【中学受験】公文は中学受験に利くか(小学6年生から受験に参入の場合)?

 

せとかに関していうと、公文は中学受験にはあまり役に立ちませんでした。

おそらく、一般的に言えることは「中学受験で必要な思考力と、公文で養われた計算力の間にブリッジが渡されれば、中学受験に利く」なんだと思います。しかし、うちは6年からの参入で、そもそも思考力が培われておらず、公文の計算力はあまり活かせず終わってしまいました。

公立中高一貫校の問題自体は、膨大な作業量を要するので公文的な力は必要です。もっと優秀なお子さんでしたら、思考力という翼に、(公文による)演算力という筋肉がついて十分勝負になったのだと思います。うちは無理でした。

 

 

②【高校受験】公文は高校受験に利くか?

 

現在中1のせとかは高校受験はまだ経験していませんが、現時点の所感として言います。

「高校受験は公文と同一教科(英語・数学)を含む3教科/5教科なので、それらを先取りで学習できれば高校受験にはかなり有利」

具体的に言います。せとかは、英語・数学に関しては、公文で中学校内容はあらかた終わらせてます。このことの外部的なモノサシとして、せとかは、数学は公文の「中学課程修了テスト」、英語は「英検3級」をすでに合格してます(2つのテストのレベルは共に、中学修了レベルです)。

 

特に小5でスタートした公文英語は、中学受験、コロナでお休みしていた期間を除くと1年半くらいしかやってないのに英検3級取れたので、せとかもがんばったんでしょうが、コスパ良すぎだろ公文。と思います(ちなみに英検2級あれば高校入試問題は楽に解ける&内申に+2程度してくれる)。

 

数学に関しても、「神奈川県立高校の数学入試問題」をせとかに解かせてみたことがありますが、4~6割取れていました。現時点でそれだけ取れているのなら、あとは理社の暗記や、神奈川県独自の特色検査(東京都だったら「独自問題」)に注力できます。

 

あと、公文数学が高校受験に有利だと思うのは、演習スピードです。私は文系ですが、高校受験のあたりから、「数学はわからなくはないが、時間内に解き終わらないなあ」と思ってました。事実、公立高校を受験したのですが数学は点が振るわなかった。せとかも文系かと思いますが、公文のおかげで計算が速くて正確です。「数学ができる文系」であるというのは、今後の彼女の大きなメリットになってくると思います。

 

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