公立中高一貫落ちたところから始まるブログ。

ムスメ1が公立中高一貫落ちました。高校受験はがんばってほしいです。下に二人も控えてます。受験話+海のある町に住む家族の日常を綴りたいと思います。

私がこれから書きたいこと。

忙しさは絶賛継続中の私です。

でも、このようにブログに書くことで自己分析ができたり、娘たちの学習を俯瞰出来たり、備忘録になったりするので、ぼちぼちブログも更新していこうと思います。

 

その際に、書いてみたかったネタがあります。

「公立中学、公立高校に行くという選択肢」ということです。

なぜそれを書きたかったかは、下記の3つの理由に拠ります。

 

 

(1) 中受界隈の、高受ディスりに辟易。

 

娘2人の中学受験を考えるにあたり、さまざまな中学受験のブログ、掲示板を見ているうちにわかったことがあります。

それは、「地元公立高校や、国立を除く公立高校って、中学受験界の一部のひとたちに酷い言われようをしているなあ」ということです。

いわく、「地獄の地元公立中学」「地元公立中学行ったら終わり」。

勿論、「地元公立中学が荒れている」or「中高一貫校の教育を子どもに受けさせたい」or「どうしても行きたい私立中学がある」から私立(国公立)中高一貫校、というのであればわかります。うちも↑のくくりに入ると思います。

でも、そうではないのに、そして今時、たいていの地元公立中学はいたって落ち着いて穏やかなのに、「地元公立中学に行ったら終わり」まで言われるのか?

地元公立中学に行っている日本の多くのお子さん方は、人生終わっちゃってるんでしょうか?

 

また、県立高校に関しても、「東大、国立、医大への現役合格者が少ない。私学の足元にも及ばない」みたいに一部で嗤われてますが、そもそもそこに行くことを、あなたのお子さんは望んでますか?って話。

勿論、上記のような学校に現役合格で行くことが、その学校の教育力を示すことはわかります。でも、それが、大切な自分の子にとって価値があるかは別問題じゃないですか?

子供にも趣味嗜好、意志がある。みんながみんな、東大や医学部に行きたいと思っているわけではない。また、私自身は現役ですが、浪人もアリ、それはそれで人生勉強、と思っています。

 

何事も「逆もまた真なり」で、高受界隈からも中受が色々言われていることは知っています。

でも、今主に、中受界隈に身を置いていると、「中受→高受」のディスりが気になる。

それで、一言ふたこと、言いたい気分になりました。

 

 

(2) 娘2人に対する仮説の検証。

 

そもそも私は、実験のような心もちでムスメ2人の受験を見つめているところがあります。言い方悪いですけど。

その実験において、娘2人に立てた仮説は、

・【娘1、長女せとか】中学受験で公立中高一貫校に落ちた子でも、その経験を生かせば、県立トップ校に合格する力を形成できる。

・【娘2,次女ユズ】凡人でも、日能研にて私学型の学習をすれば、公立中高一貫校に合格する力を育成できる。

この仮説に対する現状がどうなっているかの中間報告的な感じで、記事を書きたいと思いました。

 

 

(3) 中学受験界に対して、私ができることをしたい

 

先にも書いた通り、「高校受験派→中学受験派」のディスりも存在することは知っています。

「やっぱり県立伝統校が一番!私立ナニソレ」とか、

「貴重な小学校時代の思い出も作らず塾漬けで、私学でさんざん金かけて、実績は公立トップの日比谷翠嵐の足元にも及ばない笑」とか。

こういうのも酷いと思います。結局、自分の子どもに一番適したところに行けばいいじゃん・・・と思います。

でも、私には、この「高受→中受」のディスりに、反駁できる知識・経験はない。

 

私のアメリカの大学院時代のお師匠さんは、「何か1つでいい。ある学問分野に、自分独自の何かを付け加えろ。学問分野という川の流れに、自分ができる何かを付加せよ」と言いました。

自身が地元公立→公立高校、そして、娘1が私と同じ道を辿ろうとしている私にできることは、その立場の良さを伝えることです。

それが、私が「中学受験界」という文脈に対して、私が付け加えられる何かだと思います。

 

また、私の愛する娘1は、公立中高一貫校が残念で、今高校受験を目指しています。

不合格がわかったとき、私も家族も非常につらかった。あまり感情を表に出す子ではないですが、娘1も辛かっただろうと思います。

 

でも、そこから約1年半が経ち、こんなにも明るい場所に、私も娘1もいるなんて、想像もつきませんでした。

そのことを伝えたい。それも、「私にできること」だと思います。

中受が終わっても、そこで終わりじゃないよと。

このブログだって、「公立中高一貫落ちたとこから始まるブログ」なのですから!

 

前置きが長くなりました。

そういうわけで次回から、

1.内申点と戦うということ。

2,地元公立中学に行くという選択肢。

3.県立高校に行くという選択肢。

この三本立てで、記事をお送りする予定です。