公立中高一貫落ちたところから始まるブログ。

ムスメ1が公立中高一貫落ちました。高校受験はがんばってほしいです。下に二人も控えてます。受験話+海のある町に住む家族の日常を綴りたいと思います。

純度高い想いを持てない人たちだと思っていたけれど。

標題、私およびうちの娘たちのことです。

 

最近、某所で下記のような詩を見かけました。

「純度高い想いは 宝石となり 汗も涙も皆 自分を照らす」

Brave Juwelという歌の歌詞らしい。うーん、いい歌詞だなあと思いつつ、今の私に特に刺さったのは、どうやらうちの娘たちも私も、純度高い想い、というのを持ち合わせない類の人間ではあるまいか、という内省があったからです。

というのは、娘たち。それぞれ高校受験、中学受験というそれなりの人生の岐路に際して、

娘1「第一志望校、ここに絶対行きたい!っていうほどのこだわりはないんだよねえ。強いて言えば、偏差値が高い学校に行けるとかっこいいっていうのはあるかなあ」

娘2「(どこのオーキャン、文化祭等に連れて行っても)どこも良い。どこでも良い」

と、なんとも頼りなき感じ。こんなでいいのか?と思いつつも、自分を顧みても、高校受験、大学受験の際に、特に第一志望校に思い入れってなかったなあ。私も含めて、精神的に未発達で、何かに対して強い自主性を発揮できない人たちなのかもしれないな。

私も、つくづく「母親の狂気」を発揮する才能ないしな。低温族、とでもいうべき?

でも、自分を顧みるに、「純度高い想い」ー自分を衝き動かす目的への強い志向性はなくとも、「たぶんあっちにすすめばいいと思う」という方向に、地道にコツコツ努力を積み重ねていく才能はある。

だからたぶん娘たちにもそのたぐいの、努力の才能はあるんだろう。

それでいいじゃない。とくに行きたい学校がなくても、あと3か月コツコツ頑張るだけさ。

そんな風に思っていたのですが、

 

昨日になって、娘2が、

「難しいのわかってるけど、やっぱり私はこの学校に行きたい」

と、言い出しやがりました。

娘の6年の平均偏差値より5以上も上。

塾に話したら鼻で笑われるような学校です(←うちのこが受けるのが身の程知らずという意味で)。

 

受験まであと3か月(切ってる)というこの局面で。

低温族なのに。

「この学校行きたい」とかそういう思いを持てない人種なのかなあ、と思っていたのに。

当然、過去問やっても20点以上合格者最低点に届いてないのに。

あといまいち、そこの学校、私も旦那も好きじゃない。

でも、これが「二月の勝者」で言ってた、「憧れられる学校や人との出会いは大切で」ってやつか?

うーん、と思いまどうわたし。

我が家は混迷の中に。

 

でも、まあ行きたい学校が見つかったこと自体はめでたいことなんだし、そこに向けて頑張るしかないですね。

とりあえず、理社なんとかせえ。

 

とりあえず、今の私の心境は下記の通りです。

「暗きより 暗き道にぞ入りぬべき 遥かに照らせ 山の端の月」

by和泉式部

 

追記:あ!娘2が行きたいと言った学校、さすがにフェリス(N62)とかではないです!そのレベルで娘がトチ狂ってたらさすがに全力で止めに行きますけど、そのレベルではない無謀さ加減だから悩みが尽きないなあ・・・。