4月24日【小5前期】第四回公開模試の結果。
遅くなりましたが、4月24日の公開模試の結果です。
思っていたよりも悪くなかったです。
数字は全て偏差値。
2科3科4科: 55>3科>2科>4科>50
算国社理: 理科>国語>55>50≒算数>社会>45
各科ごとの振り返り。
算数: 久しぶりに50を切ってしまいました。このところ分数が続いていたので公文っ子のユズには調子が良かったのですが、そろそろユズさん終了のお知らせだと思います。この結果で危機感を感じて頑張ってほしいです。
国語: 記述3問まっしろだった時にはどうなることかとおもいましたが、意外にも偏差値55は越えていました。しかし、記述3問まっしろ、漢字読み書きほとんどできずで偏差値55、素点100ギリオーバーできるのなら、ポテンシャルはあるのでは?と思い、ユズに以下のことを言い聞かせてみました。
私「いいかユズ、今の君の国語の偏差値は70パーセンタイル相当だから、上位30%に入っていることになる」
ユズ「はあ」
私「てことは、理論的には正答率30%以上の問題は解けていておかしくないはず」
ユズ「へえ」
私「ならば今回の記述は全部かけててもおかしくないはず」
ユズ「ほお」
私「・・・まあいいや。ところで、今回の物語文はどういうお話しだったのさ?」
ユズ「えっとねー。シングルファーザーとその息子がいてさー、父親が再婚しそうになって、男の子は最初は父親の結婚に反対してたんだけど、最終的にはこの相手ならいいやって、心がわりする話だったよ」
私「アンタそれを記述に書けばよかったのでは」
と、なんとも打てば響かない娘。今後も改善は難しそうです。
理社:理社は理科は良く、社会はダメでした。何が恐ろしいかって、左記のようになった原因がほとんど思い当たらないことです。「理科は今回栄冠を頑張ったから点が取れた」「社会はさぼったからできなかった」ならば、努力をキープするなり次回は頑張るなりすれば、良い結果の再現性は高まるのでしょうが、そうではない。
とは言え、理科に関しては、「前回すごく悪かったから、やらなきゃ」みたいなことは言っていた気がします。してみると、ムスメも、のびた君のように、ダメはダメなりに少しずつは成長しているのかもしれない。今日ゴールデンウィークも、相変わらず勉強をさぼってますので親のイライラはMAXですが、信じて頑張ります。
4/24公開模試。自己採点。
一方で、日能研ユズさん。
昨日土曜日(4/25)に受けた、公開模試です。
国語の自己採点をみて、がっくりきました。
記述3問、まっしろじゃないですか・・・。
「記述全然かけないんだったら、記述オプション講座取りなよ!」
と、ユズに言ってみました。
「え・・・それはヤダけど、記述ってほんとに、何書いていいかわかんないんだよ・・。」
と、ユズ。
公立中高一貫校は記述量が多いのに、そんなでいいわけがない。
「記述オプション取りたくなかったら、とにかく次回は解答欄を埋めろ。なんでもいいから埋めろ」と言っておきました。
次回の発奮を望みます。
それはそうと、このユズというお嬢さん。
学校で、「自主学習」という課題が出ていて、1年間何らかの課題に取り組み続ける、というものなのですが、「家族のために、1年間週末の朝食を1食作る」という課題を選びました。
親の私たちは、「勉強にも役立つように、歴史上の人物を毎週調べるとかにしろ!」と強くすすめたのですが、ユズは結構頑固なのでいうとおりにせず、結局クッキング。がっかり。
とは言え、クッキングをやってるときのユズ、すごくイキイキしています。
もとから、3人の子の中で、私がする料理や、たまにみんなでやるお菓子作りに一番興味を持ってるのはこの子でした。
料理が好き。絵や工作が好き。工芸も大好き。マインクラフトも大好き。
アカデミックではないが、微妙にクリエイティブ。
この子の興味の在り処は、那辺に行くのでしょうか?
私立のおっとりして、時が止まったような中高一貫女子校で、好きなことを追求する6年間が案外向いている人なのかもしれない。
将来を楽しみに、この子と一歩一歩進んでいきたいです。
でも記述書けないのはダメ(-_-)
中2せとか始動!
中2のせとかですが、高校受験に向けての勉強を、中1のうちはずっと公文(英語、数学)とZ会でやってきました。
理由は、集団授業の高校受験塾の帰宅時間の遅さが気になり(22時前後)、その状態ならば、中1のうちはなるべく英数の先取りをしたほうがいい、と思ったからです。
その戦略はある程度功を奏して、現在せとかは英語は英検準2級を取得済み、数学は高1数学をやっています。三乗根とか、高校受験に役に立つのか?全く持って疑問ですが、とにかくやるにはやっている。
しかし、このままじゃだめだ、と危機感を持った理由は、
- Z会の模試や神奈川県立高校の過去問をやってみたら、英語で点が取れない←英検のざっくりした長文理解はできるが、細かい文法などが詰められていない
- 数学で、公文でやっていない図形問題や文章題系がダメ。
- 理社が壊滅的。
- 上記3点のゆえに学校成績がイマイチ。
というわけで、4月からせとかは高校受験の進学塾に入塾しました。
3つあるクラスのうちの真ん中のクラスになりましたが、最上位クラスになるためには、塾内の模試で英数国ほぼ満点近く取らなきゃならないそうです。せとかはその模試で3科ならして9割。最上位クラスはレベルが高いんですね。クラス分けテストは学期に1回あるそうなので、最上位クラス目指して引き続きやる気になってる娘さんです。
私が心なごんだのは、入塾時の塾とのやりとりでした。
せとかが公立中高一貫校受験のために、公立中高一貫校受験塾の門をたたいたのは、小5の秋でした。
入会テストを受けて、「今更遅すぎる」「基礎が何も身に付いていない」と、塾で鼻で笑われたのは、やっぱりしんどかったです。確かに、受験を思い立つのが遅かったのはその通り。でも、地頭は決して良くはないけど、すなおでマジメな娘に対して上記のようなことを言われるのは、親の私が結構こたえました。
でも今は、「良く理解してますよ」「がんばってますよ」と塾の先生が言ってくれる。
「トップ校目指したいです」と娘が言っても、「それならもう少し内申取らないとね」と、塾の先生から言ってくれる。
ああ、今回は、遅くなかったんだ。娘のことも認めてくれてる。
そんなことをしみじみかみしめた、入塾のくだりでした。
塾の日は帰宅が22時を過ぎてしまうので、塾に行く前の夕食としました。
「トーストにバターと手作りいちごジャム、有塩バターのしょっぱさとジャムの甘酸っぱさ、もうこれは正義だねー」
そんな蘊蓄を垂れながら、せとか、機嫌よく、張り切って塾に通いはじめました!
4月17日【小5前期】第4回育成テスト結果
今、モーツァルトのレクイエムの「ラクリモーサ」を聴きながらこの記事を書いています。
このBGM縁起悪いなあ。育成テストの結果はまさに、「レクイエム(鎮魂歌)」であり、「ラクリモーサ(涙の日)」。
育成テスト結果。数字は全て共通。ユズは基礎受験。
4科5 3科5 2科6
算数6 国語6 社会5 理科4
以後、各教科についての所感です。
算数 ・・・ 栄冠も終わらせずに臨んだのでこんなもんだと思います。基礎受験なので、基礎の計算問題は全部合ってましたが、それが屁のつっぱりにもなっていない結果。分数単元は今回の育成テストで終わりなので、公文ブーストも終わってしまいましたね。桃鉄風にいうと「ユズ社長の 絶好調モードは 終了した!」。週刊少年ジャンプ風に言うと、「ユズ先生の次回作にご期待ください」・・・。
国語 ・・・ 漢字は2問間違い。文法は全〇。なのに、冴えない点数です。記述問題が空欄になっていたので、記述を書けるようになる必要があるかと思います。
社会 ・・・ いまいち。私は昔、社会の塾講師だったことがあるので、九州の単元で「シラス台地」「シリコンアイランド」「八幡製鉄所」あたりを書けないバカがいると一番むかつくんですよ。はい、うちのバカです。九州のたんげんといえば↑ですね。
理科 ・・・ 応用が全×という恐ろしい結果に青ざめました。それにしても、5年になってから4年と理社の地位が逆転し、このところいつも理科が悪い気がします。原因を分析し、対策をとるべきですなあ。
とにかく、全てにおいて、栄冠くらいは終えてテストに臨んで欲しいものです。
次回テストに期待します。
4月5日【5年前期】第三回公開模試成績。
4月5日の公開模試の結果です。
数字は偏差値。
55>算数>社会>50≒4科>3科>2科>45>国語
という、なんともぱっとしない成績。
気を取り直して、「良かった」ことを挙げてみるとすると、
1.親子共に、「やったらできる」「やらなかったらできない」という明白な相関が見えたのではないか
・・・ ユズは、今回春期講習を受けてないです。
予定もあったし、前回の冬期講習であまりにも、講習以外の時間に何もしてなかったのが親の私が業腹で、「ユズもせとかも、春期はパスして、それ以降から受験生として一生懸命やるか」という形にしてしまったのです。
春休みは、ユズは適当に勉強して、適当にダラダラしておりました。
で、出た結果がコレ。親も本人も、「やっぱり季節講習パスしたらこうなるんだな」というのが身に染みたと思われます。それは良かった。
そこそこ勉強して臨んだ前回の育成テストが割と良かっただけに、本人も、「やった分だけ身になるんだな」というのが体感としてわかったと思われます。
2.得意教科がドボンしたらこれだけ悲惨になるシミュレーションができた。
・・・ ユズは、謎に国語が得意です。得意と言えるほど突き抜けてはいないけれど。まあ4科のなかでは平均偏差値が高い。
でも、今回は国語が悲惨なことに。
良く見ると、国語以外は通常通りな気がするので、得意なところがへっこむとこんなことになるんだなーと思いました。
次もがんばろー。
3月20日【小5前期】第3回育成テスト結果。
3月20日(土)の育成テストの結果です。
数字は全て共通。ユズは基礎受験。
2科7 3科6 4科7
算数7 国語7 社会6 理科5
4科7あるのがいいです。
このテストの前週は、小学校が午前授業になっていたので、割と勉強時間が取れていました。
ユズがグズるのは、「ダラダラしてテスト勉強(栄冠)をやる時間を取れない→宿題終わらせないでテスト受けるの気持ち悪い→テストの点数振るわない→さらにやる気無くす」の悪循環なので(あかちゃんみたいですが)、今回はユズのテスト前の「テースートーヤーダー」がなく、親も子もだいぶ精神衛生良く過ごすことができました。
以下、各科目について
算数 ・・・ 分数はくもんで既習なので、よくできたようです。
国語 ・・・ 珍しく漢字を頑張ってると思ったら、「漢字全問正解の人は、授業で名前呼ばれるんだよっ。よばれたい!」とのことでした。ありがとう、いいしくみです。
記号を今回たくさん間違えたらしく、「なんでだろう?」と首をかしげていました。なんでなんでしょうね?
理科 ・・・ 「かっとばせぶりっこ」はちゃんと覚えていったんだろうか?
社会 ・・・ 雨温図の問題が出るっぽかったので、「まずは降水量のグラフで真ん中がへっこんでる日本海沿岸、次に1月の平均気温がマイナスになる北海道と中央高地、次に年間降水量が多い太平洋沿岸の順に見分けてね」と言っておいたのですが、見分け付いたのだろうか。社会は知識教科とみなされがちですが、社会こそしっかりしたロジックを身に付けて欲しいなあと思いました。
2021年度東大合格者数ランキング。
そして前記事のように、「次女の中学受験うまくいかなくても、高校受験でがんばってもらえばいっか」と思えた背景には、この春の大学合格実績の公立大躍進も少なからず影響しています。
色んなところで話題になってて、今更私が引き合いに出すまでもないですけど、今年は、公立の日比谷と横浜翠嵐がとにかくすごいです。
都立日比谷高校東大合格者数 2020年 40(25)人 → 2021年 63(48)人
神奈川県立横浜翠嵐高校東大合格者数 2020年 26(15)人 → 2021年 50(44)人
(インターエデュより)
この数字がどれほどすごいかというと、東大合格者“数”ランキングの10位以内にこの2校が入っており、数だけでも(率は負けている)神奈川御三家の栄光、浅野に勝っている。これは、神奈川県的にはかなり衝撃の数字です。
私見ですが、この躍進の背景にあるものを考察してみます。
① 最上位の高校受験生の学芸大附属(学附)離れ ・・・ 「3年前の学附のイジメ事件の影響で、この年度の賢い子が学附に行かず翠嵐や日比谷に進学した」と予測している向きもありますが、神奈川県民の体感として、学附離れの傾向は単年度のものではない気がします。長女の塾を探している最中で、塾の先生が「最上位の受験生はもはや学附を選ばない。翠嵐・湘南を選ぶ」と話していたのが印象的でした。そもそもその学附は、と思ってみてみますと、28(16)人 → 30(16)人と微増しているので、学附のパイを奪っているわけでもないとすると、学附と公立トップが入れ替わる転換点に、我々は今いるのかも。
② コロナ対応 ・・・ コロナ禍の休校で、オンライン授業でガチガチに縛った私立より、ある程度放置された公立の方が、受験生が自分の勉強時間を取れたのかも。
これに関して、前から薄々思ってたんですけど、コロナ休校下のがっつりオンライン授業って、そんなに良いですかね。PCの前に、1時間目から6時間目まで張り付いて受けるオンライン授業。本来、1~6時間目までの授業って対面でも苦痛で、友達とのランチタイムとか、放課後のおしゃべりとか部活とかがあるからなんとか乗り切れてると思うんだけど。
日能研では鼻息荒く、「コロナ禍での私学の対応が素晴らしかった」とか言ってますけど、親が教員が1日PCに張り付き、オンライン授業を受けなければならないと仮定してみましょう。控えめに言って地獄だと思います。
公立の、動画配信しとくから見てね、課題だけヒマなときにやっといてね、位の休校対応が、結果的に功を奏した可能性があるのでは。
私は、仕事上でとある神奈川県立高校に関わっていまして、その県立高校は偏差値的には、中学受験をする層からみたら鼻クソみたいな学校ですが、そこの子が今春、かなり良い大学に一般受験で数校合格しました。その子に昨春、「この休校って、ある意味千載一遇のチャンスだからね。現役の子がこんなに勉強時間取れるなんて恵まれてるから。しっかり勉強してね」と言ったら、「わかってますよ」と言い、言葉通りに彼は愚直に勉強していました。そういうメリットはあったと思います。
コロナ禍の休校の影響はこの単年度のものかと思うのですが、コロナの影響は今後数年は続くでしょう。公立私立問わず、休校下での対応ははたして適切だったのか、検証した方が良いかと思います。
③ 共通テスト ・・・ 今年からセンター試験が大学入学共通テストに変わりました。以前の記事でも書きましたが、英語の共通テストはまるでTOEICみたいになり、英語の語数も2020年度センター試験4,384語 → 2021年度共通テスト5,495語 と、1000語以上増えている。語数は増えても、単語のレベルと長文の内容的には易化しているようで、要は、難解な英文を読みこなすより、易しいが大量の英文を時間内に処理する、というタスクが、今回躍進した学校の英語教育にフィットしたのかもしれません。
そうだとすると、この影響も単年度に留まるとは思えません。共通テストは今後ずっとこんなです。英語だけでなく、各教科こういった変化(学術的に高度な内容より、実生活、実学的な内容)があると思いますので、各校しっかりそこへの対応を考えてほしいですし、我々親も、新学力観に即した力をつけてくれる学校を、子どものために見極めなければならないと思います。