公立中高一貫落ちたところから始まるブログ。

ムスメ1が公立中高一貫落ちました。高校受験はがんばってほしいです。下に二人も控えてます。受験話+海のある町に住む家族の日常を綴りたいと思います。

英検、1 day S-CBTに行ってきたよ!

先日、長女せとかが、英検の3級を「S-CBT」という形式の英検で受けてきました。

目的は、今回せとかには夏期講習を受けさせなかったので、その代わりに何か夏の学習の目標になるものを、と思い、ちょっと彼女には高いハードルであると思われる英検の3級を申込。

なので、今日はその様子をレポートしたいと思います。

 

まず、「S-CBT」とは何ぞや?ということなのですが、まず、今受けられる英検の形式には、①従来型の英検 ②CBT ③S-CBT の3つがあります。このうち「CBT」とは、Computer Based Test のことですので、②のCBTは完全にコンピューターのみで受ける英検、③のS-CBTは、S=Speaking なので、Speaking(従来型での面接)のみコンピューター上で行われる英検です。問題形式、問題内容などは①~③のどの英検でも同じです。

 

で、今回せとかが受けた「S-CBT」いいよ、生徒学生が受けるとメリット沢山あるよ、という話ですが、私が思う「S-CBT」のメリットは下の通りです。

1.Speakingのみがコンピューターベースで、あとの3技能(Reading, Listening, Writing)は、画面上に表示された問題を見てマークシート&紙に英作文を書くのみなので、従来の英検と同じ感覚で受けられる(CBTだと、英作文は英文タイプをしなければならない。これは大抵の中高生には敷居が高いと思われる)。

2.従来型だと面接でやるSpeakingが、パソコンの中の人から発される問いに対して、音読したり、質問に答えたりする形式なので、対面ではないので緊張しなくてよい。

3.従来型だと2次試験になる面接(Speaking)まで、他の3技能と同時に受けられる。なので、級自体に不合格でもスコアは出る。スコアだけでも使える場合はある。

4.毎月やっているので、チャンスが広がる(従来型の英検は年3回です)。

5.これは従来型の英検にも言えることですが、中学高校大学受験の全てにおいて、さまざまな形での英検優遇を享受できる。かつ、高校~大学受験の英語のレベルが、大体準2級~2級レベルなので、該当級を持っていれば、入試の英語はおそらく難しくない。

 

そして、先日長女が実際に受けた時のレポートです。

まず、受験地は新宿 ← これは、S-CBTのデメリットであるかもしれません・・・。先着順申込なので、自宅近くで受験できるとは限りません。この新宿の会場はキャパが大きいようです。なので、この日は休日朝6時代に、せとかと会場に向かうことになりました。トホホ・・・。

そして、会場到着。コロナ対応で、体調アンケートのようなものを事前に送信する必要がありました。受付開始時刻まで少し時間があったので、会場の近くで待ちました。

受付。受付は、受験票と身分証明書を出して、と説明にありました。この辺からは、私は仕事に行ってしまってわからなかったのですが、せとかによると、身分証明は保険証だけで大丈夫だったようです。良かった。子どもの身分証明って難しいですよね。高校からだと学生証があるんだけど。

受検。せとかによると、Speakingが最初だったようです。ReadingとWritingの間は、先のページに行くのも前のページに戻るのも自由だったとのこと。この辺も、従来型の英検と同じ感覚で受けられて子どもには楽なのでは。

解散。せとかによると、解散時刻は受験者によって違ったようです。級が違ったのかなあ。

 

そんな感じの、せとかには初・S-CBTでした。初でしたが、タッチパッド世代のせとかが、マウスクリックもなんとかこなしていたようなので、まあ良い経験になったのではないかと。新宿も、田舎もんの母娘には、未来都市みたいで楽しかったな。3級は、まあ合格無理かなーという感じですが、またチャレンジしていきたいと思います!