遅まきながらNフレンズレポート。
こんにちは!毎日暑いですね。
今回は、もう結構前のことになってしまいますが、「Nフレンズ良かった」という話です。
Nフレンズの対面実施は数年ぶり?なので、我が家が対面で参加するのは初めてです。
下記に良かった点を挙げます。
1「偏差値58の壁」を実感。上位校はやっぱりすごい!
「二月の勝者」でくろっきーが、「偏差値58以上と未満の間には断絶があります」と言ってました。
たしかに、高い偏差値の学校に行くと、生徒さんが目に見えて利発になりますね!
自分が受験でやってきたこと、自分の現在の学校の様子など、受け答えのどれをとっても掘り下げすごく、かつホスピタリティ素晴らしい。
正直「(うちのこが届かない)上位校の見学に行ってもしょうがないだろうに」と私は思っていましたが、娘が行きたがったので行ってみました。行って良かったです。「偏差値と聡明さには相関関係がある」という、しごく当たりまえのことを実感できました。
2.かと言って、その他の学校も良い。
親としてやはり、一番気になるのは、「入った学校で、こどもがうまく人間関係を作れるか?」ということです。「なんだかんだ偏差値が高い学校は民度が高い」と聞いたことがあって、偏差値が高い学校には入れないであろう娘は大丈夫かな?と思っていました。
これって、偏見に満ちていて、かつすごくおこがましい思いですよね。自分の娘の不出来を棚に上げてすみません。ただ、学校が心配というよりはむしろうちの娘のユズに問題がありまして。というのはユズは内向的かつ、若干の不思議ちゃんなのです。そんな子が人間関係、うまく作れるのかなあと私は思っていました。しかし、Nフレンズにて、いわゆる上位校ではない多くの学校を回ってみたところ、その心配が払拭されました。
まわったどの学校の中1生も、努力して受験を突破した達成感、志望度の違いこそあれ最終的にその学校に入る選択をした仲間との連帯感、および日能研の後輩への共感に溢れており、その空気感の中で、うちの娘が居場所を作り楽しくやっていくイメージが自然に浮かんできました。それは、行かないと絶対にわからなかったことだと思います。
「2月の勝者」の中で、女子学院に通っている女の子が、「JGにはいじめなんてない。みんな自分のことが大好きだから(いじめなんてくだらないことをしている暇はない)。」と言うくだりがありましたが、JGは確かにそうでしょうが、そこまでレベルが高くなくても。どこの学校でも大丈夫なんじゃないかな。中学受験を乗り越えた子たちはほんとにすごいなあ。と思いました。感嘆。
3.生徒さんから校風の違いを体感。
受験校の候補として考えている女子校のA校とB校があります。
神奈川の私学に詳しい知人から聞いたことがありますが、「A校の方がおすすめ。A校は真面目でお堅いイメージがあるが、「女性としてどうあるべきか」を学校が良く考えてのこと。親としては非常に安心。B校もおっとり良い学校だが、ほんわかしすぎてるかも」とのことでした。
実際にAB両校のお嬢さんから話を聞いてみましたが、その違い、すっごく良くわかりました!
A校のお嬢さん。真面目でとてもはきはきとした子でした。「近隣の女子校はスマホOKだし、頭髪とかも自由だけど、うちはダメ。でも、学生はそうあるべきだと思うので私はその方がいいです」その気持ち良くわかる。確かに、学校からされる管理って、合わない子にはとことん苦痛だけど、そうあるべきと思ってる子には苦にならんのですよね。私もユズも管理が苦にならないタイプ。普通に頑張ることに茶々を入れられない学校。マジメだねと揶揄されない学校。いいんじゃないかな。娘にあってる。
かと言って、B校が悪いわけでは全然ない!
おっとりほんわか、若干浮世離れしてすらいるお嬢さんが話をしてくれました。
「ご学友にお金持ちのお嬢様、多いんでしょうか?」という私の質問に、
B校のお嬢さん「いや、お金持ちのお嬢さんとか見たことないですね。執事とか」
私「執事・・・。会ってみたいですよねリアル執事に。」
B校のお嬢さん「はい、会ってみたいですね」
腐女子仲間かよ。総じて、お話しの間、私もユズもなんともいえないほんわかワールドに包まれていました。「夏期講習の期間、何をがんばりましたか」という質問に、他の学校のお嬢様方が、「428」「メモチェ」とか答えてる中、「暑さ対策」と答えたのはこのお嬢さんだけでした。素敵!
ユズも不思議ちゃんなので、この学校に入ったら6年間、じっくりマイワールドを醸成できるのではあるまいか、と思いました。
総じて、見てみなければわからないこと、ほんとにたくさんありました。日能研の先輩方に本当に感謝!
そこで刺激を受けたはずのうちのユズ。それなのに夏期講習テストの勉強もせずだらけていて、こっちも怒髪、天を衝きそうですが、こうやってNフレンズのことを振り返ってみると、あれらの学校のいずれかに入るために、こっちも老体に鞭打って、伴走がんばるぞ!と思えるな。
あらためて、来てくれた日能研の先輩たち、どうもありがとうございました!